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2012年02月02日(木)
SNBとBOJ!
Hola!
Que tal?
Muy bien!
太平洋側は快晴、日本海側は大雪と表情が極端です。岩盤浴で有名な秋田の玉川温泉では雪崩で犠牲者が出ている。天然の岩盤浴が出来るということで、放射線治療の湯治客には人気の温泉と言われている。一時期証券化ビジネスで関わりがあり、温泉の第一人者と言われる方と付き合いがありました。そしてその方から玉川温泉にはガン治療の客が岩盤に一日中横になっていると聞きました。そうした方が豪雪にも関わらず治療に専念されていたのでしょう。合掌。写真は先週の公園で発見したロウバイです。冬の季節の主役だそうだ。黄色い花はこの時期には華やかに映ります。お楽しみ下さい。
SNB(スイス国立銀行)とBOJ(日本銀行)という大それた見出しを今回付けました。勿論為替介入があるかどうか現在注目されています。スイスは精密機器、電力業界、そして観光業を中心とした経済構造であり、スイス高は明確にスイス経済に打撃を与える。そこで対ユーロ相場で1.2000では無制限にユーロ買い/スイス売りの為替介入を実施するとSNBは公言しています。ヒルブラント前総裁が奥さんの為替取引で利益を得ていたとのことでインサイダー取引ではないかと疑惑が生じ、辞任されました。そこから1.24台で推移していたものが、現在はユーロ売りに転じ、1.2000に迫っている。先週金曜日にはダンティーヌ理事が1.20フラン相場の上限を堅持するともに引続き無制限の外貨買いを行う用意があると表明しています。SNBは為替介入で多大の損失を出していると推測されます。そして今回の局面です。スイスフランは流動性も少なく、そしてメジャーな通貨から比べれば、その影響度が小さい。しかも独立独歩の国柄であり、米国、ユーロ諸国を気にする必要はない。そのことを考えれば、当然1.2000を割り込めば無制限に外貨買い/スイス売りをするのでしょう。そして国内的には資金供給をすることで金利は低め誘導の金融政策を続けることになるのではと推測されます。市民はテレビで紹介されていましたが、ドイツにスイス高を利用して日常生活用品買出しに出かける。賢さを市民生活では見せています。しかし産業界は大変なようだ。そしてBOJはどうでしょう。MOFの安住さんは為替の過度な変動に対しては断固たる措置を取ると事あるごとに明言されている。しかし、G8では、市場の決める為替レートを支持すると声明文には謳われている。米国も高官が暗に為替介入に対して批判的です。そこでどうする安住さんといったところです。過度に変動していないドル/円相場では、過度に変動していると言うのは筋が通らない。日本の輸出企業が現在の円相場ではやっていけないので介入によって円を押し下げるとの表現の方が良いのでは。そして各企業の円高による利益の激減をグラフで各国に示す行動を起こすといったことをしても良いのでは。こちらの方が各国財務大臣が納得します。そして各国ともに通貨安政策の方が良いと言える。米国、ドイツはその典型、そして韓国は露骨に通貨安政策を国策として実行している。内に厳しく、外に優しい日本の行動の典型です。円の流動性は大きい、そしてメジャー通貨であります。しかし、輸出企業を中心として相当に経済界からは為替介入を実施するように要請されているようだ。しかし勝つ介入には自信がなさそうだ。勇気をもって断固として介入をするという姿勢を見せ付ける必要があるのではと思います。何事にも中途半端はいけない。昨年の8月、10月の介入は一日のみの介入であり、翌日には戻す有様です。介入を複数日続け、そして海外での委託介入、邦銀を通した夜間介入といった徹底した介入を決断しないと、また昨年と同様の動きになるのではと推測します。ドル金利がFRB(米連邦準備理事会)の低金利政策の予想以上の先延ばしから長期金利(10年債金利)1%台で推移し、円にとっては逆風です。外堀が埋まらないと円高基調は為替介入をしても逆戻りです。貿易収支の赤字基調で経常収支も赤字に転ずる、米国景気が過熱感が出るほど回復し、ドル金利が上昇するなどの要因が明確になる必要があります。為替介入に出ても上値では大量の輸出企業のドル売りが出ることが予想される。結局上値は重い展開になってしまうのではと推測します。78〜79円が戻りの目処かと思います。勝つ介入を目指し世界にも徹底したメッセージを送る必要があります。それが国益を守ると言うことではないかと思います。逆にLNGなどエネルギー資源を原発停止によって大量の輸入をせざると得なく、円高メリットを大いに活かしてほしい。そして現在はM&Aなど海外企業の買収には最高の環境を活かしてほしい。我々高齢者に入る世代には円高、デフレは意外と居心地が良いということは本音であると言えます。海外旅行も行きやすい。ここ1週間はSNBとBOJ/MOFから目が離せない。
それでは金融市場を見渡しましょう。株式動向が目先注目です。米国は製造業中心に活況であり、米低金利政策が更に1年ほど先延ばしになることから、ダウジョーズ、S&P共に上伸しそうだ。短期金利も低水準とドル・キャリー・トレードを後方支援します。何か90年代の日本の金融政策のコピーを見ているようだ。金相場、商品ともに上昇している。このことを頭に入れて、為替市場を観察しましょう。
ドル/円:固定相場から若干脱しそうだ。日本の貿易収支赤字基調、数年後経常収支赤字転落観測、円債が将来外国投資家の資金に頼らざると得ないという臆測から78円台をつけるも、米低金利政策継続から円高基調に反転し、76.00狙いの展開です。76.00割れでは個人的には海外からの批判覚悟で実弾介入がでるのではと推測します。効果を高めるには2日以上介入を続ける必要があるのではと思います。勝つ介入を目指してもらいたい。
ユーロ/ドル:ギリシャ金融支援の交渉が明確でなく、何となく合意になりそうだとの雰囲気を市場は感じている。それはソブリン債の利回りの最近の動きから感じるのではと思います。ギリシャは利回り高止まり、イタリア、スペイン、そしてポルトガルは低下基調、そしてフランスは大きく動かず。ドル金利も低下基調にあるようで、金利差、市場センチメントはユーロ買い戻しの動きに現在はあるのではと推測します。シカゴ筋は現在も1.31ミドルではかなり損失を抱える水準にあり、損切りも出やすい。ユーロ圏の景気は最終的にはソブリンリスクにより金融機関は貸出を渋ることから結果景気後退に向っていると読み、ユーロ売りのシナリオ継続となることから、かなり我慢している状況ではないか。本格的に損切りに踏み切れば1.34〜1.35近辺にはユーロ買い戻しが進むと言える。シカゴ筋は胸突き八丁です。10月27日高値と1月17日安値との間でフィボナッチ分析をするとここ最近の上値レジスタンスは丁度38.2%戻しの1.3235近辺とほぼ一致する。ここをシカゴ筋が耐え切れないと50%戻しの1.3430近辺までは行きそうです。短期ユーロ買い、中期ユーロ売りのシナリオ堅持です。
ポンド/ドル:私は現在ポンド相場には手を出していないのですが、こちらの方が結果論素直なチャートになっています。手を出していない相場は良く見えるものです。隣の芝生は綺麗に見えるという諺がありますが、その通りですね。こちらはBOE(イングランド銀行)が追加量的緩和措置をするのではと思惑がありますが、今回はドル金利相場のポンド買い戻しの展開ではないか。それにしても美味しい相場だと第三者からは見えてならない。
豪ドル/ドル:資源国通貨、高金利通貨、好景気維持が豪ドルに資金を呼び込みます。12月19日安値を起点とした安値サポートラインが維持されている。(1月9日、13日は50pips下抜けをしているものの。)来週のRBA(豪準備銀行)の金融政策委員会では利下げが予想されるものの、豪ドルは底値拾いの動きが続くのではと推測します。現状では中国経済も大きく落ち込むことはなさそうであり、豪ドル支援材料になりそうだ。豪当局の豪ドル売り介入も裏では行われそうです。
それでは。
ケ・セラ・セラ
Posted at 15時49分 パーマリンク コメント ( 0 )
2012年01月30日(月)
相場は気まぐれ!
Hola!
Que tal?
Bien!
写真は平将門の塚です。某都銀ディラーさんの新年の初詣コースのひとつです。平安時代中期の関東の豪族の成り上がりの将門です。新皇と称して京都の朝廷に反旗を翻したことにより朝敵となった。即位後2ヶ月足らずで、藤原秀郷、平定盛により討伐されたと言うことです。大手町三井物産前にひっそりのあります。夕方でしたが参拝者が途切れ途切れいらっしゃいます。それ程ビジネスパーソンに人気があります。平の性は随分乱発されたようだ。現在大河ドラマで放送の平清盛は現在の三重県が発祥の地であるようだ。朝廷に上手く取り入れば容易に平の称号は得られたようだ。どう見ても将門と清盛とは結びつかない。大河ドラマの清盛の描写が京都の姿と海賊としての姿がピンボケのように思えてならない。それ程清盛を庶民の味方、悪には屈しないという武士の低い身分から、その後の貴族趣味の清盛の姿に飛躍させる思惑がプロデューダーにありありのように思えてならない。私はどうしても岐阜の出身であり、信長時代の戦国時代の戦記物が好きであるが、平安末期の時代描写はどうにも馴染まない。かなりのフィクションがあるのだろう。悪のイメージの強い清盛をどのように聖人に仕立て上げるかNHKの努力を拝見です。
1ヶ月が過ぎようとしている為替相場です。良く見ればドル/円は若干下落、ユーロ/ドルは本流の流れからは調整局面、ポンド/ドルも調整局面、豪ドル/ドルが資金の受け入れ先としてブルトレンドに乗っているようです。まだまだ肩慣らしの相場と言える。相場を紐解くと、面白いことが分かります。米国はFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果により、異例の低金利の金融政策が2年後までは続くという観測が強まり、ドル売りが加速しているという。対ユーロでは大きなユーロ売りの流れが、ソブリンリスクの増大と言う要因が一時的に薄められ、ユーロ買い戻しに走っている。米国かユーロ圏かどちらに重きを置くかのバランスに注意する必要があります。現在は米国要因に注目されているのですが、その内に相場になれると突然ユーロ圏のニュースに市場参加者の目が向くことになる。この場合の兆しの発見はテクニカル分析に頼ることになる。そして市場参加者の市場心理が大きい。シカゴ筋のポジションはその意味では非常に重要であるということは当ブログに度々言ってまいりました。そして豪ドルが突出して現在は買われています。金利差、リスクの度合いからユーロ売り、豪ドル買いの動きになっており、この傾向はドルの要因を排除して継続するように思えます。豪ドルのシカゴ筋のポジションはまだまだのようだ。豪当局が豪ドル高を牽制するような発言が出てくると反落もありそうだが、あくまでも調整局面のように思えます。
金融市場全般を見ましょう。米株式市場は、超低金利政策が続くと言うことが確認され、ドル調達金利が低く抑えられると言うことから、堅調に推移することが期待されます。(私も)ユーロ圏の混乱が収まり、製造業を中心に米景気が上昇すれば、そしてFRB(米連邦準備理事会)が気にする雇用情勢の改善傾向にあると楽観視すれば、そして以外にも住宅不動産業界が底入れすれば、米国景気は今後楽観論が台頭するのではとの期待感があります。ばら色の米景気を予想するのはオバマ大統領と私だけではないように思います。リスク志向に傾きやすいとではと思います。債券はリスク志向であれば売られ、利回り上昇となります。そして金相場。債券売りのヘッジとして金相場上昇となります。勝手に解釈しています。そして商品も上昇傾向にようだ。原油はイラン情勢、とりわけホルムズ海峡封鎖というリスクがあり、上昇傾向にようだ。日本は円高傾向にあり、ガソリン上昇の話をマスコミは取り上げていないが、大幅に上昇する可能性を秘めていると言える。そしてドルインデックスは低金利政策継続ということで一瞬82をつけて以来ベアトレンドになってきている。ユーロ買い戻し、ポンド買い戻し、一時的な円買い、そして資源国通貨買いの要因です。
ドル/円:米低金利政策継続でドル売りの流れになっています。しかし下値では本邦準公的機関の覆面介入玉が控えています。先週の31年ぶりの貿易収支赤字の反動でここまで下げていますが、これ以上下がるか疑問に思えます。2〜3日底固めをすれば再びドル買いに転換するのではと思うのですが。今週末には米雇用統計の発表となりますが、再びドル売りの流れになるのでしょうか。76.50近辺がサポート(支持線)になるか注目です。リスク回避の円高の流れも受け皿としての資源国通貨買いが定着するようですと、そちらの方向に資金が流れるのではと思います。
ユーロ/ドル:ギリシャ情勢は民間債権交渉団とギリシャ当局の話しが落しどころを模索していると言うことで楽観した見通しが出ているようだ。米低金利政策継続されると言うこともユーロ買い戻しの動きが加速する。テクニカル的には1月16日安値1.2616起点からの日々線安値サポートラインが下抜けするか見極めたい。このラインを割り込まないようですとユーロブル調整トレンドが継続する。現在はこのライン上にあり注目です。短期はユーロ調整局面の買い相場、中期的には本流のユーロベアトレンドが続きそうです。
ポンド/ドル:上昇相場一服かどうか胸突き八丁のようだ。量的緩和が一段と強化されるようですとポンド反落の可能性があるのではと思います。ユーロと写真相場になっているので、中期的にはポンドベアトレンドではないかと推測します。
豪ドル/ドル:2日前の上ヒゲ、そして今日の陰線と一時的に調整局面のようです。豪当局の豪ドル高懸念発言のありそうで、一旦利食い相場の様相です。12月19日安値0.9888起点からの安値サポートラインが1.0540にあることからこのポイントを下回るか注目です。30〜40ポイントの下値は瞬間的にはあるのかもしれない。
それでは。
ケ・セラ・セラ
Posted at 11時27分 パーマリンク コメント ( 0 )
2012年01月26日(木)
やはりユーロ危機がFRBの重石では!
Hola!
Que tal?
Muy bien!
今日の一枚は神田明神内にある「国学発祥の地」の碑です。「国学は、荷田春満(1669〜1736)により江戸において始められた学問である。春満は伏見稲荷大社神職の出。有名な赤穂事件のとき、当時吉良邸に出入りしていた春満が赤穂浪士たちにひそかに情報を提供し討入をたすけたというエピソードもある。その春満に最初に入門したのが神田明神神主家の芝崎好高であり、邸宅を講義の場として提供するなど国学の普及・発展につとめた。また春満の弟子・賀茂真淵(1697〜1769)も、神主芝崎家の邸に一時住んでいた。真淵は、御三卿・田安宗武に仕え、その一方で江戸在住の武家・町人層を中心に国学を広めた。
碑は春満・真淵そして芝崎神主ほか明神神職による国学の発祥を記念して、昭和53年12月に建立された。題字は当時伏見稲荷大社宮司・守屋光春、撰文は直木賞作家・今 東光氏による。」と神田明神のHPの説明です。江戸時代は当時世界一とも言われる教育熱心な時代であり、数学、歴史、儒教、芸術といった分野では世界最先端を走っていたようだ。特にそれが町人分野にまで広がっていたというのは、画期的なことのようです。欧米の一部階層だけの発達ということではないようです。それが今日でも国民皆教育につながっているようだ。欧米のような一部エリート階級のみの教育ということではないことは注目すべきですね。娯楽の一部が教育につながっているのでは私は思います。
昨日のFOMC(米連邦市場公開委員会)では市場が想定していたよりもFRBメンバーが金融政策についてかなり悲観的な政策運営をしないといけないと思っているようです。適切な利上げ時期については、12年3人、13年3人、14年5人、15年4人、16年2人となっている。そして14年時点でのFF金利予想について、1%以下:9人、1〜2%:3人、2〜3%:5人となっている。これまでの13年後半までは異例に低金利の政策維持方針を更に14年後半までは続けるとの方針に移ってしまったようだ。その根拠となる経済成長見通しも昨年11月時点よりも下方修正されています。12年2.2〜2.7%(2.5〜2.9%), 13年2.8〜3.2%(3.0〜3.5%)(カッコ内昨年11月見通し)インフレ見通しがPCE(個人消費支出)ベースで2.0%前年比としている。また長期失業率を5.2〜6.0%としている。米実体経済は最近製造業を中心として回復基調にあるというのが市場関係者の認識で一致していました。雇用統計も回復基調にある。しかし、長期の失業予想を見ると5〜6%という数字が出されているところを読むと今後相当に回復しないといけない。昨日オバマ大統領が一般教書演説で強調するように雇用を生み出す活力を官民一体となって生み出さないといけないようだ。14年のゼロ金利解除予想のFRBメンバーが一番多いようで、しかも1%以下予想が9人もいることから、今後3年間はFFレート1%は続くと判断して良さそうだ。このことは米国経済だけでなく、グローバルな視点でFRBメンバーは一部を除いて考えているようだ。とりわけ欧州金融危機とその延長線上にある欧州の景気後退予測があると思います。IMF(国際通貨基金)の予想では今年はユーロ圏ではマイナス0.5%成長となっている。中国、インドがそれをカバーする構図となっている。そして米国、日本はそこそこ成長というわけだ。外部要因がマイナスとなり、FRBメンバーを悲観的にしている。私は思ったよりも米国経済は良好のように思うのですが。そして低利で資金調達ができるためにリスク資産投資が活発化すると楽観的になるのですが。通貨で言えばドル・キャリー・トレードも活発化するのではと思い描いています。相場の流れは一年では浮き沈みがあるのですが、ドル・キャリーは外貨資産投資ではドル売りということになるのですが。尤もドル、円、ユーロ、ポンド共に異例に低金利の金融政策が続くのでどの通貨を選択するか、どの国に営業基盤を置くかに投資家は判断しないといけない。またバーナンキ議長はQE-3(量的緩和第三弾)も景気が悪化すれば実施する可能性があると示唆しているようだ。基本はドル金利低下ですね。
FRBの低金利政策が予想よりも長く続くというメッセージを金融市場は好意で受け止めたようだ。低金利が続くと言うことは調達金利が跳ね上がるリスクが少なくなり、株、商品、金相場の上昇期待という相場観を生み出す。通貨でいうと潜在的リスクのない資源国通貨に資金が向う。欧州には投資が回らなく、長期的には依然として下落基調を保つことになる。日本は貿易収支が昨年度2.49兆円赤字となり、しかも今日の日経の見出しでは経常収支も2010年代のある時期には経常赤字になると予想するエコノミストまで出てくる始末です。資本収支が赤字になるということは日本の個人資産がかなり目減りをすると言うことを意味します。それは海外からの資金に財政赤字を頼らざるを得ない状況を生み出すということではないかと思います。超長期を予測するのは無駄なことですが、10年後くらいにはそのような状況に変化しているのではと恐ろしくなります。
それでは、金融市場を見ましょう。株、商品はFRBからのメッセージを好感し上昇、金利は長短とも下げ基調。為替は金利差を意識したのではと思うドル売りの流れですが、為替(exchange)という相手国のある相場商品、相手国に問題があるとその通貨はドル売りの流れも一時的であるようだ。
ドル/円:火曜日から動きには注意です。貿易収支赤字がダメを押したようだ。シカゴ筋などファンド筋の買い戻しが裏で起こっているようだ。我々個人投資家は情報が入らないから数字とテクニカルで判断するしかない。シカゴ筋の数字から推測すると11月下旬から12月上旬が77後半であり、そして2〜3.5万枚円ロングの状態であることから、先週火曜日時点の5.9万枚からは2〜3万枚は少なくなっているのでしょう。それがここ2日間で起きているので推測します。昨日はFRBのメッセージでその動きは鈍くなってしまったのですが、リスク志向が通貨先般に渡って続けば、この動きは継続すると期待しています。安住さんにとっても少し為替から一息つけるのではと推測します。テクニカル的には78.20〜40近辺にあるレジスタンス(抵抗線)が上抜けするか注目です。この水準は10月31日の介入水準を終値ベースで上回る。それを上回ると79.00を目指す。こちらは8月の介入時を終値で上回る。ユーロ危機が収まるというシナリオでは機能するのですが、洋の西側での状況は闇の中で、予測不能です。ここに来て移動平均線が揃って上昇気味という点についてはドルブルトレンド(強気)を後押しします。
ユーロ/ドル:ギリシャ情勢に一喜一憂する相場となっていますが、意外とテクニカル的にはユーロ・ブルトレンドが続いています。1月16日安値1.2613から日々線の安値でサポートライン(支持線)を引いているのですが、ブルトレンドとなっており、サポートを割り込まない相場が続いている。3日間陽線が続き、下ヒゲが伸びる典型です。今日は4日目に入り、陰線が出ても不思議でない。シカゴ筋のポジションも推測すると12月上旬の1.30後半が11万ショートであることから5万枚くらいは買い戻しているのではと推測する所です。1.31〜1.35では12月12, 13日にユーロ急落が起きており、その反動の材料(緩和要因)が出てくるとシカゴ筋は炙りだされることになる。IMFが資金拠出をし、ECB(欧州中央銀行)が資金供給策(特に3年物オペを政策金利ベースで資金供給する。)を一段と強めれば、炙り出しが顕著になるのかもしれない。その可能性があるということだけは頭の片隅に置いておこう。ということは1.33〜1.35位までのユーロ反発があるということが想定されます。
ポンド/ドル:英国経済の第四四半期マイナス成長、キングBOE(イングランド銀行)総裁の追加量的緩和策(現在2750億ポンドの資産買い取りプログラム)を示唆する発言とポンド売り材料が満載です。しかしユーロ連動相場のポンドもテクニカル的にはブルトレンドです。この流れが終ると再びポンド売り相場に転換する。ファンダメンタルズとテクニカルが相反する相場となっている。現在はテクニカル重視の相場に従った方が良い。反転場面にファンダメンタルズがクローズアップされる。
豪ドル/ドル:こちらはグローバル的に見れば良い経済を反映した相場となっています。2月7日のRBA(豪準備銀行)の金融政策委員会では利下げの可能性はあるものの、下がっても一時的でしょう。10月27日高値1.0745起点からのギャンチャート1x8(1.0568)を現在は上回っています。12月16日安値0.9864から引いた日々線安値サポートラインを参考に。この水準が大きく下回らない限り豪ドル・ブルトレンドの相場観が続きます。ユーロ圏ソブリンリスクがその調整弁になる。その場合は豪ドル押し目買いとなります。
それでは。
ケ・セラ・セラ
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